練習場で上達する人がやっていること
球数を数えない、毎球目標を決める、ばらつきを見る。一時間の型と、やってはいけないこと。
練習場に通っているのにスコアが変わらない、という人はたいてい練習の中身が同じです。球数ではなく、何をどう打つかで結果は変わります。今日から変えられる点だけを挙げます。
球数を数えない
百球打つことが目的になった瞬間、練習は消化作業になります。目標は「同じ球を三回続けて打つ」ことです。三回続いたら番手を変える。これだけで一球の重さが変わります。
毎球、目標と番手を決める
コースで目標なしに打つ場面はありません。練習場でも同じにしてください。打つ前に、狙う旗、番手、球筋を口に出すか頭の中で言う。この習慣がある人とない人では、同じ球数でも上達速度が違います。
ばらつきを見る
弾道計測機がある打席なら、飛距離ではなく左右のばらつきを見てください。同じ番手で十球打ち、いちばん右といちばん左の差を測る。その幅が縮めばスコアは下がります。飛距離が五ヤード伸びるより、ばらつきが十ヤード縮むほうが効きます。
半分は五十ヤード以内に使う
スコアを決めるのはグリーン周りです。練習時間の半分をウェッジとパットに充ててください。三か月続ければ、フルスイングが変わらなくても五打は変わります。
ウェッジの練習は距離を三つ決めるのが効率的です。三十、五十、七十ヤード。この三つが安定すれば、コースでの寄せは大半が処理できます。
月に一度、動画を撮る
スマートフォンで十分です。数千円の三脚があれば毎回同じ角度で撮れます。
正面と側面から三十秒ずつ。感覚は当てになりませんが、動画は嘘をつきません。三か月分並べると、自分が何を直したのかが見えます。
一時間の型
- ウェッジで十分、体を温める。
- ひとつの技術課題に二十分。三つやらない。
- 番手を変えながら目標に向けて二十分。
- 仮想ホールを十分。一打ごとに状況を決めて打つ。
やってはいけないこと
ドライバーばかり打つこと。疲れた状態で打ち続けること。調子が悪い日に新しいことを試すこと。そして、隣の打席を見ること。
コースに持っていくのは一つだけ
練習で直した点を、そのままコースに持ち込まないでください。ラウンド当日に意識するのは一つだけ、それもテンポのような単純なものに限ります。技術の修正は練習場に置いていくのが正解です。



