アイアンのフィッティングで本当に分かること
ライ角、シャフト重量、長さ、グリップの太さはヘッド形状より多くのミスを説明する。冬に予約すべき理由も。
アイアンのフィッティングは上級者のぜいたくだと思われている。実際にはハンディキャップ20〜36の層こそ最も恩恵を受ける。ばらつきが最も大きいからだ。そこで本当に測られているものを見ていく。
ライ角はヘッド形状より多くのミスを説明する
インパクトでソールが地面と平行でなければ、スイングが始まる前からフェースは左右を向いている。2度のずれは150ヤードで数ヤードの方向差になる。測定は数分で済む。ソールにテープを貼り、板の上から数球打てば跡が答える。
シャフトは硬さより重さ
フレックスばかり語られ、重量は語られない。重すぎればスイングは短く硬くなり、軽すぎれば制御を失う。良いフィッターが最初に動かす変数は重量である。
長さとグリップの太さ
標準長は統計的に誰にも合わない身長を前提にしている。グリップが細すぎると手が働きすぎ、スイングのせいにされているフックの原因になることが多い。
まともなセッションの進み方
まず自分のクラブで測る。いきなり新しいヘッドを渡されたら、それは販売の場である。その後は一度に一つずつ変数を変える。同時に変えては、何が効いたのか分からない。
冬に予約する
インドアの計測スタジオは冬に空いている。1月から3月なら予約が取りやすく、注文したクラブはシーズン開幕前に届く。春を待つと、いちばん打ちたい時期に納期を待つことになる。
ただし屋内の数値は弾道計測器の値であって、落下地点を見た値ではない。どれが実測でどれが推定かを尋ね、キャリーの数字はクラブ間の比較として扱うのが正しい。
いちばん価値のある質問
「今持っているクラブの、どこを変えますか」。正直な答えはたいていライ角とグリップである。新品セットのごく一部の費用で、効果はすぐ出る。
バッグの下側の空白
ピッチングウェッジとサンドウェッジの間に40ヤードの空白を抱えたまま、70ヤードの寄せが難しいと嘆く人は多い。適切な間隔でウェッジを1本足すことは、最も安上がりなスコア改善である。
どこで受けるか
ゴルフパートナーは中古と下取りの全国チェーンで、店舗によっては計測機を備える。ヴィクトリアゴルフ、つるやゴルフ、アルペンのGOLF5などの大型店にも試打スペースがある。まずは通っている練習場やコースのプロに相談するのが早い。多くはライ角の調整とグリップ交換をその場で受けてくれる。訪問前に、その店舗でフィッティングの予約が取れるか電話で確認したい。パンクシス・ゴルフはこれらの販売店と商業的な関係を持たない。

