ジュニアゴルフ:子どもが続けられる順序
身長に合った中古を買い、パッティンググリーンから始め、グループで習う。ハンディキャップの取り方まで。
子どもがゴルフをやめる理由は、たいていゴルフそのものではない。重すぎるバッグを担がされたか、早すぎる時期に18ホール回らされたか、親が1打ごとに三つ助言したかである。うまくいく順序を示す。
体格に合った中古の道具
大人用を短く切っても子ども用にはならない。シャフトは硬いまま、ヘッドは重いままだ。身長に合ったジュニアセットを中古で買い、成長したら買い替える。10センチ伸びたら次のセット。それが普通の周期である。
3本で十分長く足りる。ウッド1本、ミドルアイアン1本、パター1本。バッグは軽く、本人が担げるもの。
パッティンググリーンから始める
パットは、7歳の子が大人とすぐ対等になれる唯一のショットであり、1時間いても疲れず嫌にならない唯一の場所でもある。最初の数回はそこで、次にアプローチ練習場へ。ドライバーはずっと後でよい。
個人レッスンよりグループ
ジュニアスクールは練習場やゴルフ場が運営しており、月謝はおおむね1万円から3万円の幅で、回数制のコースを設けるところもある。金額と内容は施設差が大きいので、体験の際に必ず確認したい。指導の質より、仲間がいることのほうが継続に効く。
親がしてはいけないこと
- 教えないこと。親の役割は送迎と支払い、そしてスイングについて黙ることである。
- 本人が求めるまでスコアを数えないこと。
- 18ホールを回らせないこと。夕方に3ホールか6ホール、楽しいうちにやめる。
続く形式
前のティーから、届く位置のピン、大人と組んだ9ホールのスクランブル。ゴルフが「失敗する練習」ではなく「点を取る遊び」になる。ショートコースやパー3コースは、この点で日本の強みである。
ペース
10歳までは週1回で足りる。週2回やりたい子は自分から言う。週3回を課された子は13歳でやめる。ゴルフの上達は年単位で数えるもので、最も効く変数は続けた年数である。
ハンディキャップの取得
公式ハンディキャップはクラブ会員でなくても取得できる。たとえばGDOのJGAハンディキャップは年会費2,640円(税込、2026年9月時点)で、コースの倶楽部を通す方法や、楽天GORAの無料の仕組みもある。競技に出るのでなければ急ぐ必要はないが、記録が残ると子どもは自分の成長を実感しやすい。
冬とジュニア
冬は無理に続けなくてよい。他のスポーツは優れたゴルフの準備になり、スイングは春に戻ってくる。屋内練習場は選択肢だが、子どもに冬のシーズンは要らない。
